2011年3月19日土曜日

千葉忠彦君から近況

千葉忠彦君から、近況と、
同級生のみなさまへのメッセージいただきました。
以下転載させていただきます。 ( 3 / 19 )

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タダヒコです
ご無沙汰しております。
29回生のサイト先週の土曜日以来見ました。
あのときは未だ何も分からない状態でしたが、
地震から1週間たち、みんなの状況もかなり分かってきたようですね。

被災地の中で、それぞれの立場で救援や医療に携わっている
同級生諸君、頑張ってください。

ちなみに私のところも、私だけ東京にいて、両親、弟・妹共に仙台です。
とりあえず皆無事だったので良かったのですが、心配しました。

実家自体は30数年前の宮城県沖地震の経験で、地震に対する対策をある程度とっていたようです。宮城県沖地震では、家の中がめちゃめちゃになったのですが、家具を固定しておいたおかげで、大きな被害はなかったそうです。

ガソリンはなくて大変らしいですが、昔の石油ストーブが捨てずにとってあったので、暖は取れている、家庭菜園にホウレンソウは一杯なっているので、近所の皆さんにおすそ分けした、と言っています。

とにかく、今回の地震は津波が全てのようですね。津波がなかったら、死者の数だって100分の1ぐらいにはなるでしょう。
誰も経験のない大災害は、本当に恐ろしいことです。

今回の地震でのもうひとつの大きな問題は、直接的な被災者の影に隠れて、あまり報道されませんが、東北から北関東にかけての工場の被災です。被災地が広いので、各地で、問題があり、色々な商品のサプライチェーンが切れています。

いわきにある当社の工場も、かなりひどくやられ、今復旧工事を急いでいますが、かなり時間がかかりそうで、出荷が遅れそうです。そういうところは、東北・関東沢山あって、日本経済に影を落とすのではないかと心配しています。

家族を失ったり、家を流されてしまった人にとっては、どうでもよいことかもしれませんが、今後のことを考える上では重要なことです。

福島原発の問題は大きな問題です。
とりあえず、何とか事故を止めることが出来たとしても
(そこは、私自身は結構楽観視しています)
その後の電力不足は、暫く続くでしょうし、
電力が、全ての産業の基盤エネルギーである以上、
それが、復興の足かせになる可能性もあります。

われわれの同級生も何人か東北電力にいますけれど、
電力会社への期待は大です。

心配は大きいですが、「陽はまた昇る」です。
みんな、それぞれの立場で、復興に向けて頑張りましょう。」

千葉忠彦


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忠彦君、ありがとう!
クレハ化学の会社や工場も大変だけど、日本全体の復興のためにも、ぜひ頑張ってください。

管理人・カズオより

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